スーパーサイヤ人系女子のブログ

リアル友達からのあだ名が「スーパーサイヤ人」な外資系勤務MBA女子が人生いろいろな戦いを乗り越えていくブログ。普段の戦闘力は300万くらい。

2015年「高嶺の花」問題

先日、心のお掃除のためにいきつけのシャンパンバーにふらっと立ち寄った時のこと。

早い時間帯にも関わらずカウンターでシャンパンを傾けている素敵なアラフォーお姉さまが。

 

聞けばダンスが得意なうえ、品格マナーの講師をしておられるのだとか。

きれいに巻かれたツヤツヤロングヘアに、もともと整った顔立ちに丁寧に施されたお化粧とやわらかい色彩のワンピース、、、

こちらはほぼすっぴんな上に、ひっつめヘア+楽ちん第一のワンピース・・・もう「ハハ―」と平伏したくなるような素敵な女性でありました。一緒の空間で彼女のオーラを浴びてるだけで、私の地を這うような品格レベルが低空飛行レベルくらいには上昇したんじゃないかと思うほど。

 

更に、そんなに素敵なのに、私の繰り出す弾丸トークに笑い転げてくださるという気さくさも兼ね備えており、もうまさに「天は二物を与えず」のBull shitぶりをまざまざと見せつけられた夜でした。

もちろん、あっという間にお友達になったことは言うまでもありません。

 

そしていくつになっても女子(?)が盛り上がる内容といえば「恋バナ」。

聞けば長らくおつきあいしている相手がいないので「デートできる相手がほしいの」とのたまうではありませんか。

 

はい、でましたー。

もうね、私の周りだけなの?どうなの?

綺麗で上品で気さくで賢いアラサ―(今回はアラフォー)女性が同じことを言っているのを何度見てきたことか。

 

彼女たちが押しなべて言うのは「声をかけてくるのは遊び人か既婚者か外国人ばかり」。

 

もうね、これ、問題にした方がいいと思うの。

名付けて、2015年「高嶺の花」問題。

 

国会答弁で「総理!今ちまたでは素敵女性が恋愛・婚活市場で市場価値と食い違う扱いを受ける、いわゆる「2015年「高嶺の花」問題」が取りざたされていますが、これについてどのようにお考えかお聞かせください!」

とか議論した方がいいレベル。

 

私は別に高嶺の花になったこともなく、単にスーパーサイヤ人だから婚活に苦労しているだけなのですが、

全方向から見て魅力的にしか見えない彼女たちが「彼氏がほしい」というささやかな(?)望みすらなかなか叶わないでいるのをはたから見ていると、謎でしかたない。

 

いわゆる男性の草食化も理由なのかもしれないけど、女性側もまだまだできることがあるはず!

簡単かつ確実に効果があって、しかもほとんどの女性がやっていないけど超お勧めなのは

「理想の相手を書きだす」

という方法。

 

自分の理想の条件を書きだして、何度も何度も眺めていると、

「自分が何を求めているか」が明確になる。

たとえば、東京で友達とご飯を食べる時でも、「どこでもいい」と言ってしまった瞬間、何百万店もある飲食店から闇雲にお店を探さねばならず、途方にくれますよね?「やってらんねー」ってなりますよね?んで適当に決めて「やっぱいまいちやったなー」とかなりがちですよね?

せめて「渋谷駅の近く」「こってりよりはあっさり」「辛い物が食べたい」など、好みや条件がはっきりしてもらうと、ぐっと探しやすくなるのと同じ。

理想の相手も「誰でもいい」と言っているうちは、まぁまず見つかりません。

 

私も人に勧めるくらいですから書きだしましたよ、「理想の相手の条件」。

・一緒に家族を作っていける人(元彼が子供作りたくない人で、それが原因で別れたので)

・穏やかな時間が過ごせる人(これまでの彼氏とは喧嘩が絶えなかったので)

・国際的な感覚を持った人(自分がザ・日本的な感覚になじめないので。)

・金銭の感覚が合う人(ケチすぎても大盤振る舞い過ぎても困る)

・子供好きの人(子供ほしいので。)

・私のスーパーサイヤ人ぷりを心から応援してくれる人(最重要)

・旅行が好きな人(一緒に旅行したいので)

・精神的に自立した人(依存された経験が辛かったので)

・嫉妬深くない人(一緒に出掛けるたびに「あそこの男に色目を使ってた」とか言いがかりをつけられるのに疲れていたので。)

・見栄をはらない自然体な人(虚勢をはっている人は疲れます。)

・コンプレックスの少ない人(コンプレックスが多い人は面倒くさい。)

 

などなど。

こうして自分の理想の条件を書きだして、何度も何度も眺めて、

これに合致した相手が現れた瞬間に鍛え抜かれた猛禽類のように速攻で狩る。(ターゲットの獲物が多い狩猟場が絞り込めるならなおよし。)

逆に、これらの項目に合わない男性からは、どんなに熱烈に言い寄られても華麗にスル―。(うっかり付き合って「やっぱり違う」って別れるのは、時間と労力と若さの無駄)

 

特に高嶺の花になりがちな女性の特徴として、「受け身に慣れている」というのがあるように思えます。

野に咲く一輪の美しい花のように、誰かが自分のところまでやってきて「わぁ、きれいなお花。持って帰って大事にしよう」となるのを待っているわけですな。

 

しかし、アラサ―ともなれば、自分の理想の人を明確にし、ターゲットの獲物が多い狩猟場にアクティブに出掛けて行き、ターゲット候補には隙を作って食いつかせてあげ、狩猟の成果を見事おうちにお持ち帰りしてやるくらいの「隠れ猛禽類」を目指していただければ、このいわゆる「2015年高嶺の花問題」が多少なりとも緩和されるのではないかと思う次第なのですが、いかがでしょうか?

 

何度も書いてますが、「自分の人生を決めるのは自分」。待つだけ待って悔いが残らないように、、、とだけ祈ります。

 

(また掃除の話してない・・・)